澤 6度目大舞台で日本人初200試合出場!交代後はピンチの連続

[ 2015年6月10日 05:30 ]

<女子W杯 日本・スイス>試合後、150試合出場を達成した宮間(左)と200試合出場達成の澤はファンから花束を渡され笑顔を見せる

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本1―0スイス

(6月8日 バンクーバー)
 大黒柱の澤が、前人未到の6大会連続W杯出場を果たした。先発に名を連ねると、中盤で圧倒的な存在感を示した。高さ、速さを兼ね備えたスイスの選手に対し、球際で負けることはなかった。前半23分には大儀見からパスを受けると、左足を振り抜きゴールへの姿勢を見せた。「この雰囲気でサッカーができるのは光栄。4年前のフランクフルトでの決勝の雰囲気を思い出した。凄い楽しかった」。日本人初の200試合出場も達成した節目を白星で飾った。

 自らの役割に徹した。調子が落ちていたこともあり、後半12分に川村と代わって退いた。「(川村)優理は初めてのW杯。緊張もあったみたいだから“頑張ってきてね”って」。満面の笑みで後輩をピッチに送った。最大限の力を出し、あとは仲間に託す。「1点でも多く取れればいいけど、個人よりチームが勝つことが最優先。チームのために自分ができることを一生懸命やりたい」と話した。

 澤がピッチを退いた終盤、チームはリズムを乱した。中盤でボールが落ち着かず、ボールロストの連続。「スイスは攻撃的なサッカーをしてきた。試合が終わったら、みんな“疲れた”と言っていた。人工芝の重さの疲れもあったと思う」。澤が代わる前までのシュート数は日本が12本―7本で上回ったが、交代後は3本―6本。依然として大黒柱への依存度の高さを露呈したが、連覇への道のりは長い。「1試合できて少し慣れてきたと思う。次の試合もタフなゲームになる。しっかり休養を取って、ご飯を食べて、良い状態でできれば」。百戦錬磨のレジェンドは、すっかり頭を切り替えていた。

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