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ごみ拾い 日本人はお手本 中国紙が称賛

[ 2014年6月21日 16:03 ]

21日付の上海紙、文匯報は、サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本代表の試合を観戦した後に観客席のごみ拾いをする日本人サポーターが「お手本になった」として、ブラジルで尊敬を集めていると報じた。

 沖縄県・尖閣諸島や歴史問題をめぐり日中関係が冷え込む中、好意的な報道だ。

 同紙は、コートジボワールとの初戦の後にサポーターが観客席のごみ拾いをしたことがインターネット上で話題になり、ブラジルの主要メディアも「日本人サポーターは教養と規律を示した」と称賛していると伝えた。

 ギリシャ戦後には一部のブラジル人が日本人のごみ拾いに加わったとし「日本のサポーター(の行為)はブラジル人にとって勉強になる」とのブラジル人のサポーターの声も報じている。

 また、ブラジルに日系移民が多いことにも触れ、日本とブラジルが親密な関係にあると指摘した上で、ごみ拾いによって親密さがさらに増していると強調した。(共同)

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2014年6月21日のニュース