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イタリア、1次リーグ突破に暗雲 コスタリカに0―1惜敗

[ 2014年6月21日 03:35 ]

<イタリア・コスタリカ>敗戦にうなだれるイタリア代表キエッリーニ(AP)

W杯1次リーグD組 イタリア0―1コスタリカ

(6月19日 レシフェ)
 イタリアは、コスタリカに0―1の手痛い敗戦で、1次リーグ突破の雲行きが怪しくなった。

 イタリアの司令塔МFデロッシ(ローマ)が試合前に「コスタリカのFW陣は素早く、身体能力が優れている。イングランド戦と同じ戦い方が必要」と力説したように、積極的にボールを動かすポゼッションサッカーで消耗戦を制しようと目論んだ。
  
 立ち上がりから縦方向へ意識的にパスを出し、裏への動きでコスタリカの守備陣を乱し、何度か決定的なチャンスを演出する。ところが前半終了間44分、中盤でボールを奪われショートカウンターで先制点を奪われてしまった。

 イタリアは後半開始からFWカッサーノ(パルマ)、同12分にはFWインシーニェ(ナポリ)を投入。さらにプランデッリ監督は後半24分、3枚目の交代カードを切り、FWチェルチ(トリノ)を入れて攻撃の立て直しを図った。それでもゴールをこじ開けることはできず、時間ばかりが過ぎていった。

 イタリアの1次リーグ最終戦は24日(日本時間25日)、勝ち点3同士のウルグアイとの直接対決。引き分け以上で1次リーグ突破は決まるが、敗れると前回の南アフリカ大会同様に1次リーグ敗退の憂き目を見ることになる。

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