斎藤 ドリブル突破で勝利“演出”5日NZ戦へ弾み!

[ 2014年3月3日 05:30 ]

<横浜・大宮>前半、得意のドリブル突破をしかける横浜FW斎藤

 J1開幕節の残り2試合が2日に行われ、横浜がホームで大宮を2―0で下した。日本代表FW斎藤学(23)が前半17分、得意のドリブル突破で先制点につなげるなど攻撃をけん引。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)が見守る前でインパクトを残し、5日に国立競技場で行われる親善試合ニュージーランド戦へ向けて弾みを付けた。

【試合結果 順位表 日本代表メンバー】

 斎藤が2万人を超える観衆の視線を独り占めした。前半17分、中沢からのロングボールを左サイドで受けると、ピッチ中央へ小刻みなボールタッチでドリブル。3人をかわした。シュートを狙ったところで4人目に倒されたものの、こぼれ球はフリーとなった藤本が蹴り込んでミドル弾となった。実に相手選手5人を引きつけて先制点を呼び込んだ和製メッシは「これまで2試合うまくいってなかったが、自分のいい形がやっと出せた」と息をついた。先発しながら精彩を欠いた2月22日の富士ゼロックススーパー杯・広島戦、同26日のACL・全北戦のうっぷんを晴らした。

 公式戦2連敗で臨んだリーグ開幕戦。どうしても勝利が欲しかった。「相手どうこうじゃなく勝たなきゃいけなかったので良かった」。後半1分は相手が詰めてこないと見るや、積極的にミドルシュート。右ポストにはじかれたが、大宮にとって脅威となり続けて今季公式戦初勝利に貢献した。

 今オフにドイツのボルフスブルクからオファーを受けたが、クラブに残留。1月に左足首手術、6月にW杯を控えていたことなどを総合的に考えた上での判断だった。「悩みましたけどね。でも横浜にいてもできることはある。海外に行きたい気持ちもあるが、タイミングも考えたい」。この日もボルフスブルクの関係者が視察するなど注目の的だが、まずは横浜で結果を出し続けることで、自身の考えが正しかったことを証明していく。

 スタンドには日本代表のザッケローニ監督が視察に訪れた。5日のニュージーランド戦に向けた日本代表合宿は3日開始。斎藤は「(視察は)知らなかった。でも自分で得点を決め切るところまでいかないと。合宿ではアピールして少しでも試合に出て結果を残せるよう」と意気込みを語った。指揮官と同席した日本協会の原専務理事は「(ザッケローニ監督と斎藤の)コンディションはいいんじゃないかと話しました」と明かした。代表の左サイドには香川がいるが、マンチェスターUで出場機会に恵まれずに状態に不安を残す。代表合宿でも本領を発揮し、斎藤が国立のピッチでアピールを狙う。

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