遠藤、ジーコ監督に恩返しを…長谷部&駒野も“特別な思い”

[ 2012年9月11日 06:00 ]

中村憲(中央)のボールを奪いに行く前田(左)と遠藤

W杯アジア最終予選グループB 日本―イラク

(9月11日 埼玉)
 かつてジーコ監督に見初められ、サムライブルーのユニホームに袖を通した遠藤、長谷部、駒野の3人衆は特別な一戦へ気持ちを高めた。

 イラク戦でピッチに立てば「121」試合出場を果たす遠藤は、ジーコ監督就任初年度の02年11月に代表に初招集。FKを伝授されただけではなく「良い4年間だった。試合に入っていく姿勢とか学んだ」と精神面でも大きな影響を受けたことを明かした。06年1月に初招集された長谷部は「(実績や貢献度など)代表には順番がある、と言われた」と06年W杯ドイツ大会落選時を振り返り、今では代表で主将を務めるほどに成長。05年7月に初招集され、W杯ドイツ大会1次リーグ・オーストラリア戦でスタメン出場した駒野は「あすの試合が一番大事」と話した。

 イラクの試合を映像で分析した遠藤は「当時の日本代表も攻撃的な選手が多かった」と6年の時を経ても“ジーコイズム”が不変なことを強調。その一方で「当時と比べて、今は単純に海外(クラブ所属の)選手が増えた。世界のトップを目指す意識を持つ選手が多くなった」と日本サッカーの急成長もアピールした。

 「埼玉で2試合快勝している。そこで余裕や慢心を感じるようでは足をすくわれる。もう一回、選手同士で確認してイラク戦に臨みたい」。W杯ドイツ大会後に長谷部はドイツに戦いの場を移し、リーグ制覇を経験。駒野は広島から磐田に移籍し、遠藤はG大阪でアジア王者に輝いた。それぞれの道で成長し続けた6年。一回りも二回りも大きくなった姿をジーコ監督に見せつけ、ザックジャパンに勝ち点3をもたらす。

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