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前田が決勝ヘッド!日本1-0でイラクを下す

[ 2012年9月11日 21:15 ]

サッカーW杯アジア最終予選のイラク戦で、前半に先制のヘディングシュートを決め、アシストした岡崎(左)と喜ぶ前田

 W杯ブラジル大会アジア最終予選B組の日本は、さいたま市の埼玉スタジアムでジーコ元日本代表監督が率いるイラクと対戦し、1-0で勝ち3勝1分けの勝ち点10とし、5大会連続の本大会出場に一歩前進した。イラクは2分け1敗の勝ち点2。日本はイラク戦で最終予選の前半4試合が終わり、11月の第5戦ではアウェーでオマーンと戦う。

 DF栗原、今野、内田を出場停止で欠くザックジャパンは、右サイドバックに駒野、センターバックに伊野波を起用。右足首痛が心配された長友は、左サイドバックで先発。

 前日に腰の違和感を訴えベンチから外れたMF香川に代わり、ロンドン五輪代表として活躍した清武が左MFに入った。また、1トップに前田、トップ下には本田、ダブルボランチは長谷部、遠藤とお馴染みの顔ぶれがスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤はイラクにペースをつかまれていた日本だが、徐々にペースを奪い返す。前半20分過ぎにはゴールを脅かされるもののカバー。そして待望の先制点は前半25分。駒野の速いモーションの右スローインからゴール前に切り込んだ岡崎のクロスに前田が頭で合わせた。日本は1-0と1点をリードし、前半を終了した。

 後半、日本は18分には吉田がオーバーヘッドシュートを放ったり、24分には長友のクロスに本田が頭で合わせるなど再三攻めるが、なかなか2点目を挙げられなかったが、相手に隙を与えなかった。守備では前半終盤にGK川島が好守を見せ、吉田や伊野波も冷静に相手の動きに対応した。

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