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香川いきなり魅せた!4カ月ぶり実戦復帰で3点目起点 

[ 2011年5月15日 06:00 ]

<ドルトムント・フランクフルト>チームメートとともに優勝を喜ぶドルトムントの香川(左から5人目)

ブンデスリーガ最終節 ドルトムント3―1フランクフルト

(5月14日)
 ドルトムントの日本代表MF香川真司が約4カ月ぶりにピッチに帰って来た。

 ホームの最終戦フランクフルト戦で負傷以来初めてベンチ入りすると後半43分から出場。約8万観衆の“シンジ・コール”に迎えられた。ロスタイムには3―1と勝利を決定づけるFWバリオスの3点目の起点となり、存在感を見せた。

 1月のアジア杯準決勝韓国戦で右足第5中足骨を骨折。後半戦を棒に振ったが、シーズン前半の17戦で8ゴールを挙げ、リーグが選出する前半戦MVPに輝いた背番号23の活躍をサポーターは忘れていなかった。試合前から香川が姿を見せると「シンジ」の大合唱。残り2分となった状況からの投入もクロップ監督の粋な計らいだった。

 試合後のピッチで行われた優勝セレモニー。香川は日の丸をまとって登場。優勝メダルを受け取ると満面の笑みを見せた。「ああいう前半戦を経験できたのは幸せだった」。酸いも甘いも味わった移籍1年目。17日にはドルトムントと欧州の日本人選抜による東日本大震災の慈善試合にも出場する。

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2011年5月15日のニュース