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「歴史に名を刻んだ」母国でも称賛される“スアレスの手”

[ 2010年7月4日 10:25 ]

ウルグアイ救った「神の手セーブ」 “代償”は1試合出場停止

 3日付のウルグアイの有力紙は、2日のW杯南アフリカ大会準々決勝のガーナ戦で、1―1の延長後半終了直前にガーナのシュートを手ではね返し退場処分を受けたFWスアレスのプレーについて、勝利を呼び込んだとして「ビバ(万歳)」などと報じ祝福した。

 試合は、同選手の反則によるPKをガーナが外し、同点のまま突入したPK戦でウルグアイが勝利。パイス紙は「スアレスは歴史に名を刻んだ」と評価。レプブリカ紙は1986年のメキシコ大会でのアルゼンチンのマラドーナによる「神の手ゴール」と比べ「これ以上のドラマはない。スアレスは『手』で退場になった」とした。ウルティマスノティシアス紙も「奇跡は多々あるものではないが、今回は起きた」と伝えた。(共同)

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2010年7月4日のニュース