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駒野に和歌山県がスポーツ特別賞「W杯次も狙う」

[ 2010年7月4日 19:53 ]

 サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、日本代表として活躍した和歌山県海南市出身の駒野友一(28)を表彰する県の「スポーツ特別賞」授与式が4日、和歌山市内のホテルで開かれ、駒野は「W杯は小さいころからの夢の大会。次も狙いたい」と、3大会連続出場に意欲を示した。

 南アフリカ大会では右サイドバックとして全4試合にフル出場したが、ベスト8進出を懸けたパラグアイ戦のPK戦でシュートを外した。この点について報道陣から質問されると「監督からけれと言われれば、また逃げずにけりたい」と前を見据えて答えた。
 駒野はこの日、母友美子さん(54)と会場に現れ、集まったファン約300人が拍手と大歓声で迎えた。和歌山県の仁坂吉伸知事は、パラグアイ戦を友美子さんや市民らと一緒に観戦しており、駒野がPKを外したことで「元気づけたい」と賞を提案した。式では「感動と勇気、希望を与えてくれた」とねぎらった。

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2010年7月4日のニュース