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日本16強のおかげ?次回もアジア枠維持へ

[ 2010年7月4日 06:00 ]

 W杯でのアジアの出場枠「4・5」が、次回の14年ブラジル大会でも維持されることが濃厚になった。FIFA理事を務める日本協会の小倉副会長が3日、南アフリカのポートエリザベスで「4・5枠は変わらないだろう。FIFAの理事の間でもそういう話は出ていない」と明言した。

 日本と韓国の2カ国が決勝トーナメントに進出したことがプラスとなった。「4チーム中、2カ国が勝ち残ったからね。日本の快進撃が大きい?そうだね」と小倉副会長。6月29日のパラグアイ戦を前に日本代表の岡田監督は「アジア枠を減らさないようにしたい」と話していたが、目標は達成される可能性が高い。
 今大会は南米の出場5カ国すべてが決勝トーナメントに進出したが、一方で地元アフリカ勢が出場6カ国のうちガーナしか決勝トーナメントに進めなかった。「南米はこれ以上増やせないし、アフリカが1だからね。アフリカも増やすという話にはならない」と小倉副会長は説明。14年ブラジル大会の大陸別出場枠は12月に決定するが、アジア枠の維持は5大会連続出場を狙う日本にとっても朗報となる。

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2010年7月4日のニュース