×

メッシ不発…マラドーナ監督「もうエネルギー残っていない」

[ 2010年7月4日 02:27 ]

試合後、マラドーナ監督に抱きしめられるメッシ

 【W杯準々決勝・アルゼンチン0-4ドイツ】86年メキシコ大会以来の優勝を狙ったアルゼンチンが止まった。ディエゴ・マラドーナ監督(49)率いるアルゼンチンは3日の準々決勝でドイツに0―4と完敗。06年ドイツ大会準々決勝でPK戦で競り負けた相手に大量4点を失い、ブラジル敗退に続き、南米の両雄が4強を前に相次いで力尽きた。

 風邪で体調を崩しながらも先発出場したFWリオネル・メッシ(23=バルセロナ)は不発のまま2度目のW杯を終えた。

 試合後、マラドーナ監督はアルゼンチン指揮官としての進退については「明日帰って、家族や選手たちと話し合う」とした。ただ「自分の人生でもっとも辛い経験だ。まるでモハメッド・アリにパンチされたみたいだ。もう、何のエネルギーも残っていないよ」と形、プレーヤーとして現役引退を表明した時と同じような感じだと語った。

 マラドーナ監督の契約は、W杯本大会終了までとなっており、「たとえ、自分の後に誰が監督になったとしても、アルゼンチンの攻撃的スタイルは継承されていくだろう」と、退任とも取れる言葉もあった。

続きを表示

2010年7月4日のニュース