×

スペイン指揮官「われわれは最高のチームだ」

[ 2010年7月4日 08:39 ]

 【W杯準々決勝・スペイン1―0パラグアイ】スペインが60年ぶりの4強進出を決めた。シュート数はパラグアイの9本に対し16本と圧倒。それでも遠かったゴールを、こじ開けたのはビジャだった。後半38分、イニエスタの中央突破の間に右サイドから上がったペドロが強烈なシュート。ゴール左ポストに直撃したこぼれ球を拾ったビジャが、ゴール右ポストに当てながらも押し込んだ。4戦連発となる今大会5得点目で、チームを1950年大会以来のベスト4へ導いた。

 デルボスケ監督は「難しい試合だった。チャンスは多くあったが、なかなか決められなかった。最高のサッカーではなかったが、歴史的な勝利を手にしたことはうれしい」と振り返った。準決勝の相手は南米の雄アルゼンチンを圧倒したドイツ。08年欧州選手権では決勝で対戦し1―0で下した相手とあって苦手意識はない。「不安はない。われわれは最高のチームだ」。力強く語った指揮官率いる“無敵艦隊”は簡単に沈みそうにない。悲願の初Vまで勢いは加速する。

続きを表示

2010年7月4日のニュース