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W杯史上初の“兄弟対決”実現!次は決勝で…

[ 2010年6月25日 06:00 ]

 【W杯1次リーグD組 ドイツ1―0ガーナ】W杯で史上初の兄弟対決が実現した。ドイツ-ガーナ戦で、ボアテング兄弟がともに先発。弟のジェロームがドイツの左サイドバックで初出場し、異母兄のケビン・プリンスがガーナの左MFで3試合連続出場。ピッチ上で直接競り合う場面はなかったが、後半16分に相手の決定機を阻止するなどドイツの完封勝利に貢献した弟ジェロームは「特別な試合だった」と感慨に浸った。

 ポーツマスでプレーする兄のケビンは、5月のFA杯(イングランド)でチェルシーのドイツ代表MFバラックを負傷させ、W杯欠場に追い込んで非難を浴びていた。それだけに「いろんな感情がこみ上げてきた。勝てなかったけど、1次リーグ突破できてよかった」とケビン。ともに進んだ決勝トーナメントで、決勝戦での再戦を目指す。

 ≪今大会の兄弟同時試合出場は3組目≫今大会の兄弟同時試合出場は、トゥーレ兄弟(コートジボワール)とパラシオス兄弟(ホンジュラス)に続いてボアテング兄弟(ドイツ、ガーナ)が3組目。W杯歴代では13組目になるが、異国対決はボアテング兄弟が初めてだ。

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2010年6月25日のニュース