次戦の対戦相手パラグアイはこんな国

　サッカーＷ杯の決勝トーナメント１回戦で日本と対戦するパラグアイはどんな国？あまり馴染みの深くない南米の雄をひも解いた。

　南米大陸のほぼ中央に位置し、北東はブラジル、南西はアルゼンチンのサッカー大国に挟まれている。面積は約４１万平方キロメートルで、日本の１．１倍ながら、人口は６２２万人で千葉県（６２０万人）と同程度。主要産業は農牧畜業で、日本からは自動車等を輸入している。また、パラグアイにとって日本は最大の経済援助国でもある。

　名物料理はソパ・パラグアージャ（とうもろこしやチーズからできたケーキ）。牛肉を始めとした肉食文化も発達している。

　在留邦人は移住者、日系人合わせて約７０００人。日系パラグアイ人として代表的な人物は元プロ野球ヤクルトの岡林洋一投手（現ヤクルトスカウト）がいる。サッカーのパラグアイリーグにはかつて元日本代表の武田修宏氏や広山望（ザスパ草津）も所属した。