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NZ、健闘及ばず3分け…28年ぶりW杯で1次L敗退

[ 2010年6月25日 01:16 ]

 【W杯1次リーグF組 ニュージーランド0-0パラグアイ】前評判を上回る大健闘を見せていたニュージーランドの挑戦が終わった。試合巧者のパラグアイの堅守を崩せず3試合目も引き分け、1次リーグ突破に必要だった勝利は手にできなかった。

 両チームとも慎重だった前半を無得点で終えると、後半はほぼ守備一辺倒に。GKパストンを中心に守備陣が体を張って守ったが、攻撃はほとんど組み立てられず、最後までゴールが遠かった。
 第2戦では前回覇者イタリアに圧倒的に攻め込まれながら、1―1で引き分けた。ネルセン主将は「自分たちが達成したことを考えたら言葉が出ない」と感激し、ハーバート監督も「歴史的な結果だ」と話していた。
 この日はラグビー代表の「オールブラックス」をほうふつとさせる黒いユニホームで臨んだ。今大会で初めて無得点に終わったが、28年ぶり2度目のW杯で1度も負けなかった。3試合で手にした勝ち点「3」は価値あるものだ。(共同)

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2010年6月25日のニュース