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埼スタも燃えた!地元出身守護神に「川島」コール

[ 2010年6月25日 10:12 ]

 【W杯1次リーグE組 日本3―1デンマーク】日本代表の決勝トーナメント進出を懸けたデンマーク戦を放映したさいたま市の埼玉スタジアム。午前3時半の試合開始にもかかわらず、約4900人のサポーターが集まり、大画面を通じて南半球の選手たちに熱い声援を送った。

 ユニホームを着込んだサポーターでブルー一色になったメーンスタンド。キックオフとともに全員が立ち上がり「ニッポン」コールが沸き起こった。

 前半17分、フリーキックでMF本田が先制ゴールを決めると「オーッ」「キャー」と大歓声を上げ、周りの人たちとハイタッチ。MF遠藤のフリーキックで2点目が入ると、さらに大きな「ニッポン」コールと拍手がスタジアムに響き渡った。

 後半、ペナルティーキックから1点を許したものの、デンマークの攻撃をファインセーブでしのぎ続ける地元、さいたま市出身のゴールキーパーGK川島。必死の形相が画面に大写しになるたびに「川島」コールが送られた。

 残り10分。顔の前で両手を合わせ勝利を祈る姿も見られる中、FW岡崎が駄目押しのゴール。そのまま日本の勝利が決まると「ウォーッ」という歓声がスタジアムに渦巻き、喜びは最高潮に。栃木県小山市の会社員(29)は「最高です。本当にうれしいです」と涙を流しながら話した。

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2010年6月25日のニュース