×

オランダ3戦全勝!E組1位で決勝T進出決めた

[ 2010年6月25日 02:39 ]

 W杯南アフリカ大会は25日、ケープタウンでE組のカメルーン―オランダを行った。

 既に1次リーグ敗退と決勝トーナメント進出が決まった両チームの対決。2連勝のオランダが攻撃力の高さと安定した試合運びで優位に立ったが、なかなかゴールを割れない。それでも0-0のまま進んだ前半36分、オランダがついにゴールをこじあけた。
 右サイドのパス交換から、FWファンペルシーが抜け出し右足を振り切る。ボールは相手GKの股を抜き、ゴールネットを揺らした。1-0で前半終了。

 オランダはファンデルビールは先発を外れたものの、それほど“温存”は見られなかった。

 2連敗のカメルーンはアフリカ開催の大会で意地の反撃。後半20分、FKが相手のハンドを誘い、PKを獲得。これをFWエトオが確実に決め、1-1に追いついた。

 オランダは後半28分、ファンデルファールトに代えて故障の影響で2試合出番のなかったFWロッベンを初投入した。

 そのFWロッベンが勝ち越しゴールを演出した。後半38分、縦パスを受けると中央から左足で狙う。シュートは左ポストに跳ね返されたが、そのボールにFWフンテラールがしっかり詰めてゴール。2-1と再びリードを奪った。

 試合はそのまま終了。オランダは優勝候補の前評判通り、安定した戦いぶりで1次リーグ3連勝。1位通過を決め、28日(日本時間23時キックオフ)にF組2位のスロバキアと対戦する。

続きを表示

2010年6月25日のニュース