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直談判する!犬飼会長4・7海外組招集後押し

[ 2010年3月9日 06:00 ]

 日本サッカー協会の原博実強化担当技術委員長(51)が4月7日のセルビア戦(長居)での海外組の招集を実現させるため、今月中旬にも渡欧し、各クラブに招集を直談判する可能性が高くなった。

 すでに岡田武史監督(53)は、国際Aマッチデーではないセルビア戦に海外組を強行招集する意向を明らかにしているが、犬飼基昭会長(67)は8日、「(岡田監督が)“いいですかね”と言ってきたから“当然だ”と伝えた。監督が納得いくようにしたい」と全面支援を明言。そのうえで「どうしても呼びたい選手がいたら、原(技術委員長)がクラブに行って交渉するとか、やっていかないといけない」と直接交渉して招集の確約を取り付ける考えを明かした。
 本田(CSKAモスクワ)と長谷部(ボルフスブルク)はそれぞれ欧州チャンピオンズリーグと欧州リーグの8強に進出すると4月7日前後に試合が組まれるために合流は厳しくなるが、松井(グルノーブル)と森本(カターニア)は試合はない。それだけに犬飼会長は「W杯イヤーなので交渉の余地はある」と強行招集への強い意欲をにじませた。

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2010年3月9日のニュース