×

“成長”示した!鹿島、敵地で大きな白星

[ 2010年3月9日 22:26 ]

中田2戦連発!遠藤V弾!鹿島、敵地で逆転勝利

 【鹿島2―1全北現代】敵地での逆転勝利。日韓のリーグ王者の対決では、Jリーグ3連覇中の鹿島の冷静な試合運びが光った。
 Kリーグを制した全北に前半、ダイレクトのパスをつながれて、鮮やかに先制を許した。昨年の光景がよぎる。敵地で一昨季のKリーグ王者、水原に先制されてズルズルと崩れ、大量4失点を喫して敗れた試合だ。
 だが同じ失敗は繰り返さない。「我慢しながらの試合展開だった」と中田は振り返る。焦らず、好機を待った。そして後半、相手のクリアをフェリペガブリエルが拾って左サイドにふんわりとパス。中田が冷静に右足で決めて追い付いた。
 そして試合を決めたのは、途中出場したばかりの21歳の遠藤。終了間際、右サイドの小笠原のパスを中央に猛然と走り込みながら受け、右足を振り抜いた。公式戦初ゴールが劇的な決勝点になった。
 「ホーム、アウェーの意識はなかった。自分たちのサッカーをやることが重要だった。特別な指示はしていない」とオリベイラ監督。敵地での逆転勝ちは、鹿島の1年間の成長を示すものだった。(共同)

続きを表示

2010年3月9日のニュース