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中田2戦連発!遠藤V弾!鹿島、敵地で逆転勝利

[ 2010年3月9日 18:54 ]

<鹿島・全北>試合終了間際、決勝のゴールを決める鹿島・遠藤(25)

“成長”示した!鹿島、敵地で大きな白星

鹿島・遠藤、公式戦初ゴールが決勝点

 悲願のアジア制覇を目指す鹿島は9日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組第2戦で昨季Kリーグ王者の全北現代と対戦。終了間際のMF遠藤のゴールで2―1と逆転勝ちし、敵地で勝ち点3をもぎ取った。鹿島は1次リーグ2連勝で勝ち点を6に積み上げ、F組首位に立った。

 2―0で快勝した6日のJ1・浦和戦から中2日で、韓国でのアウェー戦に臨んだ鹿島。前半30分にはMF野沢がポスト直撃のシュートを放つなど決定機をつくったがゴールならず。逆に同42分、全北現代はペナルティーエリア手前でワンタッチでパスをつなぐと、最後はMFエジーニョが左足でゴール。鹿島は1点ビハインドで前半を終えた。

 追いつきたい鹿島は後半13分、MF小笠原のクロスにFW興梠が左足ダイレクトでシュートを放ったが、ゴールの枠を捉えられず。しかし、第1戦で決勝ゴールを決めたMF中田が再びチームを救った。同24分、FKのこぼれ球をMFフェリペ・ガブリエルがファーサイドに送ると、フリーの中田が右足ダイレクトで叩き込んで同点。後半終了間際には同41分から出場したMF遠藤が小笠原のパスを右足で決めて、土壇場で勝ち越した。

 ▼鹿島・オリベイラ監督 勝負は互角だった。後半に点を取りにいって、少ないチャンスを決めることができた。勝つという目標を達成できて喜ばしい。

 ▼全北・崔康熙監督 ホームで逆転負けして残念。意図した試合運びができなかった。相手選手の守りがうまく、それに慣れることができなかった。

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2010年3月9日のニュース