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2強に絞られたスペインの“情熱の闘い”

[ 2010年3月9日 06:51 ]

 サッカーのスペイン1部リーグ第25節でレアル・マドリードがバルセロナと得失点差で入れ替わり首位に返り咲いた。6日、Rマドリードがホームにセビリアを迎えた一戦では、0―2からの逆転劇でチームの勢いを見せつけた。

 前後半に1点ずつ失う嫌な流れを、自慢の攻撃力で一変させた。後半15分にロナルドが左足で決めて反撃の口火を切ると、その4分後にはCKからセルヒオラモスが同点弾。そしてロスタイムにファンデルファールトがゴール前の混戦から押し込んだ。
 上位2チームが勝ち点62で並び、3位バレンシアに10以上の大差をつけた。優勝争いはバルセロナとの2強にほぼ絞られたといえる。
 今季開幕前に獲得したFWロナルドとMFカカが、ここまでは期待通りの活躍。W杯南アフリカ大会でも注目される両スターを中心に2季ぶりの優勝へ突き進めるか。シャビアロンソは「まだ先は長いが、正しい方向に向かっている」と自信たっぷりだった。(共同)

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2010年3月9日のニュース