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さらに深刻…大臣がドメネク監督を批判

[ 2010年3月9日 06:00 ]

 フランス代表でアンリ以上にブーイングを浴びているのがドメネク監督だ。挑発的な言動で以前から不人気だったが、スペイン戦での敗戦を受けてフランスの与党議員がヤド・スポーツ大臣に質問状を送付。「試合ごとに代表は笑いものになっている。専門家や国民は責任はドメネクにあると考えている」とW杯前の監督交代を求める騒動となった。

 ヤド・スポーツ大臣も「偉大な選手を監督が生かし切れていない」と同調。フランス協会のエスカレット会長はW杯前の交代こそ拒否したが、既にW杯後の退任を明言しており、指揮官の求心力低下は避けられない。ボルドーのブラン監督が筆頭候補の次期代表監督は4月下旬にも公表される見通し。ドメネク監督は「W杯へ悪影響を及ぼす可能性がある」とW杯開幕前の後任発表に反対しているが、国を挙げた一丸態勢の構築は絶望的な状況だ。

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2010年3月9日のニュース