【NHKマイルC】田辺 テトラの武器で「自分の競馬徹する」

[ 2018年5月3日 05:30 ]

テトラドラクマの追い切りを終え笑顔を見せる田辺
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 G1開催週企画「インタビュールーム ウマい話あり」は、NHKマイルCでテトラドラクマに騎乗する関東トップジョッキーに成長した田辺裕信(34)にG1への熱い思いを語った。

 ――テトラドラクマの追い切りの感触は。

 「調教は動く馬。気のいい馬なので行き過ぎないように、動き過ぎないようにと考えた。力みが少なく、うまくいった。早めに入厩して乗り込んで状態はいいと思う」

 ――前走は快勝だった。

 「初めて騎乗させてもらったが、デビューから見ていて走る馬だなと思っていた。重賞を勝てればと思っていたが、速いスタートから速いラップを刻んで勝ち切ってくれた。出していって逃げたわけじゃないし、それはプラス。絡んでくる馬がいた中でも力まず走れたから、しまいも踏ん張れた」

 ――今回のレースのイメージは。

 「このコースで勝ったし、特に不安はない。スタートが速いのは武器なので自分の競馬に徹するだけ。走っている時以外はおとなしいし、余計なところで力を使わなければ。強い馬が他にもいるのは分かっている。自分の馬の力を出し切って、どこまでやれるか。可能性はあると思う」

 ――デビュー(02年)から16年まで所属した小西厩舎の馬では初めてのG1挑戦となる。

 「やっと小西厩舎の馬でG1に出られる。私情を挟んじゃいけないが、この馬に大きいところを目指して頑張ってもらいたい」

 ――小西師はどんな人。

 「話ができる人。どうしたい、ああしたいということを話し合える。いい意味で自由にさせてもらったし、視野を広く見ることができるようになった。今の自分があるのは小西厩舎のおかげ。16年にフリーになったのは自分に腰痛があって、先生も“毎日乗らなくていいんじゃないか”と言ってくれたから」

 ――師も力が入っているようだ。

 「助手が“緊張してるぞ”と言ってました。イレ込むタイプなので、そこが心配(笑い)。それでもやっぱり先生に恩返しをしたいという気持ちはある」

 ◆田辺 裕信(たなべ・ひろのぶ)1984年(昭59)2月12日生まれ、福島県出身の34歳。02年デビュー。同年8月3日新潟12Rのヒノデツートンで初勝利。JRA通算9514戦745勝(重賞26勝)。JRA・G1勝利は14年フェブラリーS(コパノリッキー)と16年安田記念(ロゴタイプ)。1メートル63、52キロ。血液型A。

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