2度目の上方漫才大賞・笑い飯 前回受賞から10年…哲夫「子どもができて、より幼稚になれた」

[ 2024年4月13日 19:19 ]

「第59回上方漫才大賞」の大賞を受賞した笑い飯の西田幸治(左)と哲夫
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 「第59回上方漫才大賞」が13日、大阪市内で発表され、笑い飯が大賞を受賞した。10年ぶり2度目の受賞に、西田幸治(49)は「ビックリしました。なんでって」と驚きの表情。哲夫(49)は「2度目の受賞という高い目標が実現してうれしい」と感無量の面持ちだった。

 前回は10年のM-1グランプリを制した後で、新人賞(03年)、奨励賞(10年)と段階を踏んで、14年に大賞に輝いた。「あの時は予感があった」と西田。今回は予想外の受賞だったようだ。この10年、哲夫は「何も変わってない。子どもができて(我々が)より幼稚になれた」と分析した。この日の受賞記念ネタは「宇宙人」がテーマ。年を重ねるごとに、より幼稚でバカバカしいネタを目指してきた2人が、その目標にまた一歩近づいた証明が今回の受賞につながったのだろう。

 授賞式には若いころに笑い飯の2人と同居していた千鳥の大悟(44)、ノブ(44)が花束を持ってお祝いに駆けつけた。大悟の部屋に哲夫、西田が居候。大悟がバイト先から持ち帰るたこ焼きで食いつないでいたそうだ。

 先輩2人の受賞にノブは夜中に公園でネタ合わせしていた昔を懐かしみ、さらに一晩中、大喜利でツッコミをやらされるなど、笑いを叩き込まれたエピソードを披露。その時の先輩らの指導が「ヤメ~」「こっち見い~」というノブ独特のツッコミの原点となったという。大悟も「師匠みたいな人。オッサンになってもおもしろい」と“恩師”である大先輩の受賞をわがことのように喜んでいた。

 哲夫は「周りの協力があっての受賞」と全国ツアーを企画してくれたマネージャーやスタッフに感謝。今後の目標を「大仏殿でやるのもおもしろい」と西田が奈良出身ならではの目標を掲げた。一方の哲夫は「90歳で現役をやってたらもう一度受賞したい」と40年後の夢を披露。「ボクはその歳だったら休んでいたい」と西田が笑顔で応えた。

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