大谷翔平 米メディア「肩の荷下りたような気分だろう」「汚名晴れた」 水原容疑者出廷後のコメント受け

[ 2024年4月13日 11:04 ]

会見で大谷(右)の通訳をする水原容疑者(2024年3月撮影)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定し、水原容疑者は保釈された。

 水原容疑者は、罪状認否までの約1カ月の期間にギャンブル依存症の更生プログラムを受けることになる。保釈中のため、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者である大谷との連絡、面会なども禁止される。条件を違反した際に保釈保証金2万5000ドル(約382万5000円)を納付する義務が生じる。

 LAタイムズ紙(電子版)は「調査にはとても感謝している。僕自身はこれで一区切りというか、野球の方に集中したいなと思っています」という水原容疑者の出廷後初の大谷のコメントを紹介した。

 これを受け、同日、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は「大谷翔平、水原一平の調査終了後に沈黙を破る」と題した記事を投稿。カムラス記者は「大谷は肩の荷が下りたような気分だろう。やっと野球だけに集中できるのだから」とトラブルの渦中にいた大谷の心情を慮り、「もちろん、この話はまだ終わったわけではないが、少なくとも大谷の汚名は晴れた」と問題が一旦落ち着いたことに安どした様子だった。

 また今季の活躍にも注目し、「もし大谷がフィールド外の問題に影響を受けていたとしても、彼は間違いなくそれを見せなかった」と騒動にも動じなかったメンタルとプレーを称賛。「大谷は今シーズン、3本塁打、8打点、8二塁打(現地時間12日現在)と、キャリアの中でも最高の攻撃的なスタートを切っている」とさらなる活躍に期待した。

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