水原一平容疑者、保釈 弁護士が声明発表「彼は大谷氏、ドジャース、MLB、彼の家族に謝罪したいと」

[ 2024年4月13日 08:29 ]

水原一平容疑者の弁護士マイケル・フリードマン氏は初出廷を終えて報道陣に囲まれる(AP)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)が12日(日本時間13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定し、水原容疑者は保釈された。

 保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 法廷内に姿を現した水原容疑者は上下黒のスーツに白シャツ姿。シャツのボタンを一番上までとめ、ノーネクタイだった。黒い革靴をはいていたが、両足は金属製の足かせで拘束されていた。ほおがややこけた見た目は、韓国での試合中のベンチでの姿と同じだった。ロサンゼルスの元連邦検事で刑事弁護を専門とするマイケル・フリードマン弁護士と会話する姿は落ち着いており、特に緊張した様子もなかった。

 フリードマン弁護士が、水原容疑者の出廷、保釈を受けて声明を発表。「本日、水原氏は自首して初出頭し、政府との合意に従って保釈金を支払って保釈された。彼は引き続き法的手続きに協力しており、できるだけ早くこの事件を解決し、責任を取れるよう望んでいる。彼は大谷氏、ドジャース、メジャーリーグベースボール、そして彼の家族に謝罪したいと考えている。法廷で指摘されているように、彼はギャンブルの治療も望んでいる。現時点ではこれ以上のコメントはありませんが、法的手続きが進み次第、水原氏からさらにコメントを出す予定」とのコメントを発表した。

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