「不適切にもほどがある」なぜ人は昔話?マスター袴田吉彦&市郎が名言!ネット共感「真理」「刺さりすぎ」

[ 2024年3月5日 10:15 ]

金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」第6話。昭和に戻った小川市郎(阿部サダヲ)は…(C)TBS
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 俳優の阿部サダヲ(53)が主演を務めるTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(金曜後10・00)は今月1日、第6話が放送された。話題のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けるヒューマンコメディー。「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」の阿部&宮藤氏&磯山晶プロデューサーが「タイガー&ドラゴン」以来19年ぶりにタッグを組んだ。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与える。

 第6話は「昔話しちゃダメですか?」。EBSテレビのカウンセラーを続けている小川市郎(阿部サダヲ)の元に、犬島渚(仲里依紗)が同期のドラマプロデューサー・羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)との新作が決まったが、ミーティング中の出来事に悩んでいるという。市郎は羽村とともにエモケンとの打ち合わせに同席。一方、市郎の一人娘・純子(河合優実)はなかなか家に帰らない父のことが気になり…という展開。

 昭和に戻った市郎は1週間が長い。喫茶「すきゃんだる」のマスター(袴田吉彦)に尋ねる。

 市郎「この店、あと何年ぐらいやるつもり?」

 マスター「5年がいいとこじゃない?」「潮時だよ。客減ってるし。東京オリンピックの頃が一番よかったな~」

 市郎「64年、見に行ったな~。アベベ、靴履いててガッカリしたな(笑)。ダメだ、また娘に怒られちゃう」「昔話ばっかりすんなって。なんでだろうね」

 マスター「楽だもん。この年になって先のこと考えると、つらくなるからね~」

 市郎「未来に希望が持てなくなると、昔話すんのか、じじいは」

 マスター「純子ちゃんはこれからだもん。輝く未来が待ってるよ。うらやましいね」

 この後、市郎は純子と一緒にタイムマシンに乗り、令和に向かう。

 またも飛び出した名台詞。SNS上には「『未来に希望が持てなくなると、昔話すんのか、ジジイは』。名言すぎるだろ」「真理だな(笑)。深い」「痛いところを突いてきますね」「胸に突き刺さりすぎたw」「“昔話”ってウザい言葉にされがちだけど、語りたくなる過去を持てるようになったという意味では、そう悪くない。昔話ができるところまで生きてこられた証でもある。誰かに話したくなる過去が1つでも多く増えるよう純子には生きてほしい」などの声。昭和世代の視聴者の共感や思索を誘った。

 渚と令和の原宿へ行くことになった純子は…。次回は第7話「回収しなきゃダメですか?」(3月8日)が放送される。

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