令和に昭和の名曲　浜崎あゆみ「時代」をカバー「私なりに精いっぱい表現」　テレ朝ドラマ主題歌

テレビ朝日スペシャルドラマ「万博の太陽」で主題歌を務める浜崎あゆみ
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　歌手の浜崎あゆみ（45）が、橋本環奈（25）主演のテレビ朝日ドラマプレミアム「万博の太陽」（24日後9・00）で主題歌を担当する。曲は中島みゆき（72）の名曲「時代」のカバー。平成の歌姫が昭和の名曲を、令和によみがえらせる。「中島みゆきさんの偉大な名曲に敬意を表しながら、最高のスタッフ、ミュージシャンたちと共に制作に臨み、私なりに精いっぱい表現させていただきました」とコメントを寄せた。

　「万博の太陽」は1970年開催の日本万国博覧会が舞台で、夢をかなえるために奮闘する女性たちの姿を描く。そのストーリーに浜崎が共感。制作サイドも「浜崎さんの歌声は、頑張る女性たちの物語にこれ以上ないくらいぴったり」とし、主題歌を歌うことが決まった。ドラマ主題歌を担当するのは、2015年に放送された仲間由紀恵（44）主演のNHKドラマ「美女と男子」の「Step　by　step」以来約9年ぶりとなる。

　作品を彩るのは、万博が行われた5年後の75年に発売された「時代」。番組担当プロデューサーは「さまざまな形で人の営みは回り、それが時代をつくると気付かせてくれる曲。この曲が持つメッセージ性とドラマのテーマが重なる部分があり、ぜひカバーをお願いしたいと思いました」と語る。

　浜崎はこれまで松任谷由実（70）の「春よ、来い」「卒業写真」などをカバー。毎回、曲の魅力を引き出している。今楽曲の制作は今年1、2月に行われ、原曲を忠実にカバー。ピアノの音色に乗せ、力強くも優しい歌声でしっとりと歌い上げている。

　同曲はドラマ放送後の25日午前0時に配信リリースされる。浜崎は「素晴らしいドラマに少しでも力添えできているとうれしいです！」と力を込めた。


　≪一青窈らがカバー≫　「時代」は数々のアーティストにカバーされてきた。一青窈（47）や薬師丸ひろ子（59）、徳永英明（63）らがライブや歌番組などで披露。近年ではYouTubeにカバー動画を投稿することも増えており、広瀬香美（57）やお笑いコンビ「テツandトモ」らも歌っている。