新井恵理那アナ　8年務めた「グッド！モーニング」に復帰しない決断　「新しい働き方を探っていきたい」

フリーアナウンサーの新井恵理那
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　昨年10月に第1子出産を報告したフリーアナウンサーの新井恵理那（34）が5日、自身のインスタグラムを更新し、8年務めたテレビ朝日の「グッド！モーニング」（月～金曜前4・55）へ今後復帰しない決断をしたことを報告した。

　新井アナは昨年4月、1歳年下の会社員男性と2月に結婚し、第1子を妊娠したことを発表。同年6月に「グッド！モーニング」に生出演した際、「この秋に出産を予定しておりまして、来週からお休みに入らせていただきます」とあいさつ。復帰時期など今後については「まだ決まっていない」としていた。

　この日新井アナは「啓蟄の今日、これまでのブログへの投稿画像を並べてみました。公私での想い出がたくさん…です」と書き出すと、これまでのアナウンサー人生の思い出の写真を動画で並べた。

　続けて「『グッド！モーニング』に復帰するかどうかにつきまして、このまま本格的な春がやってきてしまう前に、応援してくださっていた方にご挨拶させてください」と前置きし、わたしが『グッド！モーニング』に出演し始めたのが2015年でした。コーナー担当を含めると丸8年と、自分の想像以上に長く続けさせていただけました」と回顧。

　続けて「昼夜逆転生活で体力勝負、生放送のスピード感、間違いや失言のないようコントロールしつつ、オリジナリティをもった発言やわかりやすさを追求したい…いろいろなことを考えていました。実際にできていたかというのは置いておいても、緊張感をキープし、毎日がプレッシャーとの戦いでした」と当時を振り返った。

　それでも「そんな風に真剣に、何よりも大切に思って取り組んでいた番組だからこそ、中途半端に戻るのではなく、わたしはわたしで、新しい働き方を探っていきたいと思うに至りました」とし、「番組のご厚意で戻れる可能性も残していただいていたようなのですが、安定感のあるフレッシュな顔ぶれがいきいきと番組を作っているのを見て、気持ちが固まりました」と今後、「グッド！モーニング」には復帰しない意向を記した。

　また「昨年秋、わたしは街で女の子に声をかけられました。
毎朝見ていたので応援してます、いつ戻ってくるんですか？待ってます、と。すごく、すごく、嬉しかったです」と打ち明け「テレビは相手の顔が見えない一方的なところがあるので、自分はひとの役に立てているんだろうか?と不安に思ったこともありましたが、自分が関わった意味はあったのかなと、救われた気持ちでした」と復帰を待ち望むファンに感謝した。

　そのうえで「改めて振り返ると、毎朝、さまざまなニュースに向き合ったりアクティブに関わったりしてわかったのは、世の中のことを知れば知るほど世界を見る角度が増えて、人生は面白くなっていくんだろうな、ということでした」とつづり、「お仕事をさせてもらいながら、そんな風に感じることができて、とても幸福でした。道は分かれますが、可愛い視聴者さんをがっかりさせないためにも、わたしも頑張ります」と誓った。

　そして最後に「改めて、ありがとうございました!」と感謝し、締めくくった。