藤井聡太棋王 2年連続「特急しらゆきで来ました」 自己最長並ぶタイトル戦13連勝へ棋王戦第3局前夜祭

[ 2024年3月3日 04:45 ]

棋王戦前夜祭で関係者に囲まれる藤井聡太棋王(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第49期棋王戦5番勝負はきょう3日、新潟市の新潟グランドホテルで第3局が指される。前日の2日は連覇を目指す藤井聡太棋王(21)=王将含む8冠=と挑戦者・伊藤匠七段(21)がともに現地入りし対局場を検分した後、同所で行われた前夜祭に登場した。

 藤井はあいさつで「(自宅のある)愛知県から新潟まではいろいろなルートがあり、今回も迷ったのですが、昨年と同じく特急のしらゆきで来ました」と笑顔で明かし、参加者から大きな拍手を浴びた。つかみはOKだ。

 第1局こそ持将棋(引き分け)だったが、第2局を制し、今局を勝てば防衛に王手がかかる。昨年9月の王座戦第2局以来、タイトル戦は12連勝中で、新潟で勝利を挙げると自己最長に並ぶ13連勝。1995~96年に羽生善治九段が記録した歴代2位の記録にも並ぶ。藤井自身は2021年から22年にかけて13連勝を経験済み。この快挙を2度達成すれば、まさに史上空前の出来事だ。

 第3局は午前9時、藤井の先手で始まる。持ち時間は各4時間。終局は夜の見込みだ。

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