日テレ水10ドラマ33年で幕「家政婦のミタ」など名作輩出 ハライチ&佐藤栞里MC新バラエティーへ

[ 2024年3月3日 08:00 ]

日本テレビの新バラエティー「世界頂(いただき)グルメ」
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 日本テレビは3日、水曜午後10時枠で新バラエティー「世界頂(いただき)グルメ」を4月からスタートさせると発表した。同枠でのバラエティー番組の放送は33年ぶりで、数多くの人気ドラマを輩出した人気ドラマ枠が終了することになる。

 同局はテレビを取り巻く環境や生活のニーズの変化に対応するため、2024年4月改編で水曜夜10時にバラエティー枠を新設するという。

 水曜10時は、1991年から連続ドラマ枠として放送されており、33年ぶりの改編となる。

 同局「水10」ドラマは、最終回が世帯視聴率40%を記録した「家政婦のミタ」をはじめ、「ハケンの品格」「星の金貨」「14才の母」といっ大ヒットドラマが多数誕生してきた。

 新たに始まる番組はお笑いコンビ「ハライチ」とタレントの佐藤栞里が司会を務める「世界頂グルメ」。ハライチが同局でレギュラー番組の進行を担うのは初めて。

 これまで3回、特番として放送した世界の驚きの「地元メシ」を発掘するバラエティーが「世界頂(いただき)グルメ」としてパワーアップ。世界各国で愛されている一番うまい地元メシ=「世界頂(いただき)グルメ」を探し出し、深掘り。現地に行かないと分からない食や食文化を見つけ、新しい学びがある幅広い世代に愛される番組を目指す。

 レギュラー放送の初回は4月17日午後9時から2時間スペシャル。リポーターは…特番時代からのメンバーであるサッカー元日本代表でタレントの槙野智章をはじめ、人生初海外となるゆうちゃみ、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴を予定している。

 「ハライチ」の岩井勇気は「この番組の料理は『見た目が綺麗!』とか『高級食材が~』ということではなく、単純に『うまそ~!食いて~!』となる所が魅力です。一緒によだれ垂らしながら観ましょう」と呼びかけ。澤部佑も「世界はまだまだ広いです。ホントに勉強不足で知らないうまうまグルメがたくさんあります。それらを通してその国の文化、人を感じられる最高番組です。番組のレポーターが食べてその国の言葉で『おいしい!』と言った時の料理人の嬉しそうな顔がたまりません。食は国境を超えます」とコメントした。

 佐藤は「言葉は分からなくても、その土地で愛されている地元メシを通してたくさんの方の笑顔が繋がっていく。その愛おしくて幸せな瞬間を、これからみなさんと一緒にたくさん分かち合えたら嬉しいです」と意気込んだ。

 番組プロデューサーの同局・沢田健介氏は「この番組を企画した大きな理由は“まだ見ぬ知らない世界を知りたい”という思いです。数回特番をやらせてもらい、皆から愛されている“地元メシ”には、明文化できないような食文化や歴史が息づいていることが分かりました。単純にグルメだけを見てもらいたいわけではなく、食を通して、へーっ!と思う知らない世界を皆さんと一緒に見たいと思っています」と同枠でグルメ番組を放送する意図を説明した。

 なお、同局はすでに土曜夜の改編も発表。「熱中時代」「家なき子」「ごくせん」など大ヒットシリーズを生み出した土曜午後9時台の“伝説のドラマ枠”が復活。現在「新空港占拠」を放送している土曜10時台のドラマ枠はそのまま残り、土曜日は9~11時はドラマが2枠続く。水10ドラマは終了するが、同局が1クールに制作する連続ドラマの数に変更はない。

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