山中伸弥氏　大阪マラソン完走「楽しく走れました」3時間24分17秒

京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥さん
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　京都大学iPS細胞研究所名誉所長・教授の山中伸弥氏（61）は25日に大阪市内で開催された「第12回大阪マラソン」に出場。3時間24分17秒で完走し、「コースが新しくなり楽しく走れました。20分を切りたかった。あともう1年ぐらいは頑張りたい」と語った。

　ゴール直後に右足を引きずる仕草を見せた山中教授。「（体が）冷え切って、足がつってしまった」そうだ。「雨は初めてかな。第1回から走ってますが」。還暦を迎えてもなお元気いっぱいだ。すでに今年に入って2回目の42キロ。「まだ年に4、5回は」とフルマラソンに挑戦し続けている。

　今大会、初マラソンの日本新記録を作った国学院大・平林清澄選手（3年）について「すごいですね。この間も女子が日本記録を更新。男子もどんどん（2時間）3分台、2分台も出てほしい」と日本マラソン界の明るい未来を期待。アンバサダーを務める大阪マラソンには「世界のトップのレースを目指してほしい」とした。