谷原章介 芸能生活の分岐点となった故・児玉清さんの言葉明かす 新アタックチャンスは不評で苦笑い

[ 2024年2月25日 11:37 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(51)が24日放送のTBS「人生最高レストラン」(土曜後11・30)にゲスト出演。芸能生活の分岐点で世話になった故・児玉清さんとの思い出を振り返った。

 23歳の俳優デビューで映画「花より男子」で主役に抜てきされ、その後はTBS系「未成年」にも出演。華々しく俳優デビューを飾ったが、その後は順調だったともいえず、谷原は「26、27歳の1年間全く仕事がない時もあった。1年間ただずっと遊んでて。仕事がないフラストレーションを発散するために遊んでいた」と明かした。

 MCの加藤浩次は「一発目から主役級に抜てきされていたら、その後も仕事が入りそうなもんだけど、相当態度悪かったんじゃないですか?」と振ると、谷原は「可能性ありますよね」と苦笑い。「その後、未成年というドラマに出て。それも抜てきですよ。あの頃はドラマのTBSとトレンディーのフジでしたから。その2つに出られるのは凄いことだったんですよ。だから調子に乗ってたんじゃないですかね」と笑わせた。

 その後、仕事のオファーは復活したそうで「基本スケジュールでよっぽど事情がない限りは仕事を断らないようにしている。それ(不遇の時代)がやっぱりベースにあるかもしれない」と自身の仕事へのスタンスを明かした。

 その後は俳優業だけでなく、司会のオファーも届くようになった。その中で谷原の代名詞となったのが10年間司会を務めたTBS「王様のブランチ」だ。「大きかったのは、司会をなんとなくやりながら役者がメインだったのが、ブランチをやったらブランチという看板が凄いじゃないですか。だからブランチをやりながら役者をやっているみたいに見えちゃうのが凄く怖かったんですよ」と心境を明かした。

 そんな悩みを持つ谷原を救ったのが、ドラマで何度か共演した経験があった児玉さんの言葉だった。谷原が相談すると「今生き残っている作品はなんだっていったら、ウルトラマン、仮面ライダー、ゴジラとか、子供が観て、その子供が大人になって、また自分の子供に観せる。幅広い世代の人に観てもらう、知ってもらうのが一番大事なんだから、ブランチみたいな情報番組でみんなに見てもらうのは凄くいい機会だから怖がらずにやった方がいいと思うよって言っていただいて」という。

 その後は、児玉が36年間、司会を務めてきたテレビ朝日系のクイズ番組「パネルクイズ アタック25」の司会も児玉から3代目として引き継いだ。これには谷原は「ご縁ですよね」としみじみと話した。

 加藤から「アタックチャンスはいろいろ考えました?」と振られると、谷原は「新しいのにしようよみたいなのはスタッフさんと話して、(腕の)振りを大きくしてみますかみたいな感じでやりましたね」と答えた。世間の反応については「僕がよく行く立ち飲み屋さんにきている常連の奥さんがコアなファンの人で、その人の評判は凄く悪かったです。児玉さんが好きなんですよ。シンプル(なアタックチャンス)がいいんですよ」と苦笑いで振り返った。

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