井浦新が恩師の故若松孝二監督を演じ「最大のギャグを楽しんで」 主演映画「青春ジャック」完成披露上映会

[ 2024年2月25日 19:19 ]

映画「青春ジャック 止められるか俺たちを2」の完成披露試写会で舞台あいさつした、左から、芋生悠、井浦新、東出昌大、杉田雷麟
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 俳優井浦新(49)が25日、都内で開かれた主演映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」(監督井上淳一、3月15日公開)の完成披露上映会で舞台あいさつした。

 2018年の「止められるか、俺たちを」の続編で、故若松孝二監督が80年代に名古屋に作ったミニシアターを舞台に描く青春群像劇。井浦は2012年公開の主演作「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たちにとって」など5本の若松作品に出演。文字通り自身を育ててくれた恩人で、「恩師を演じるという最大のギャグを楽しんでいただければ」とアピールした。

 井上監督は青年時代に若松プロの門を叩いた。若松監督に師事し、あきらめずに監督への道に進んでいった。井浦は撮影を振り返り「井上監督の盟友の技術チーム、その中で監督が一番楽しそうにしていた」と振り返った。

 劇中で若松監督役の井浦が「おい、井上!」と言うシーンがあり、井浦は「監督が声出して本番中笑っちゃったり、最悪なのは芝居で“おい、井上!”と言ったら、監督が“はい!”って言っちゃったり。そういう芝居の邪魔を監督自らしてくる。これが井上組なんだなと、和やかで。やってることはビリビリしてるので、良い現場でした」とエピソードを交えて振り返った。

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