橋下徹氏 自民・麻生氏の派閥存続明言に「政策集団と言うのなら、会長辞任して麻生派という名前を外して」

[ 2024年1月29日 09:14 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が29日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の麻生太郎副総裁が27日、福岡県飯塚市での国政報告会で、自身が率いる麻生派(志公会)を政策集団として存続させる意向を表明したことに言及した。

 麻生氏は「政策集団として、皆さんの期待に一層応えられるよう頑張っていく」と述べた。派閥の政治資金パーティー裏金事件後、自民内の6派閥のうち存続を明言した会長は麻生氏が初めて。安倍、二階、岸田、森山の4派は解散を決定しており、残る茂木派の動向が焦点となる。

 自民の政治刷新本部がまとめた中間報告では、派閥に関し「お金や人事のための集団と見られても致し方ない状況が継続してきた」と指摘。派閥から金と人事の機能を切り離すとした一方、政策集団として存続することは容認していた。

 橋下氏は「派閥と政策集団は相反するものなんです」と指摘。「政策集団というのは、政策ごとに集まる。派閥というのは一個人の政治家の集まり」とし、「麻生さんが政策集団にするって言うんだったら麻生派という名前を外さないといけないし、会長というのもおかしいです。政策ごとに集まって、いろいろなグループができる政策集団なので、麻生さん、本当に政策集団と言うんだったらまず会長辞任して、麻生派という名前を外すところからやってもらいたいですね」と自身の考えを述べた。

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