森永卓郎氏 「ステージ4の膵臓がん」診断に「お医者さんがどうも違うんじゃないかと」 新たな病名は…

[ 2024年1月29日 15:20 ]

経済アナリストの森永卓郎氏
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 ステージ4の膵臓(すいぞう)がん闘病を公表した経済アナリストの森永卓郎氏(66)が29日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にスタジオ出演した。

 がんの公表から入院を経て、約1カ月ぶりのスタジオ出演。パーソナリティーの大竹まことから「2つの番組こなしてこちらの番組にご到着なさいました。一人でタクシーとかを乗り継いでいらしたんですか?」と聞かれ、「そうです。ここ来る直前病院行ってたんです」と病院経由でスタジオ入りしたことを明かした。

 病院に行った理由は「がんの遺伝子パネル検査、プリシジョン検査ともいうんですけど、私の血を抜いてアメリカに送って80何種類かの遺伝子の変異を調べるっていう検査があって。その結果が出たんで聞きにいったんですが、3つ異常が出た」という。

 「ただ、軽い。血液のがん、もう一つが乳がん、もう一つなんだったっけ…また別のがんが。薄く出ただけで。今回の最大の目的がKRASっていう膵臓がんになると必ず変異が起きるっていう遺伝子をターゲットにして、それが出たら膵臓がん向けの投薬をするってことだったんですけど、なんと全く出ませんでした!」と明かし、スタジオからは「えー?」と驚きの声が。

 「一応、私、膵臓がんステージ4ということになってたんですが、今日のお医者さんが、どうも違うんじゃないかと。(膵臓がんであれば)95%出るはずのものが出ない。結論は『原発不明がん』。どこから出ているかがわからないという」とした。

 「さっき言った、血液がんとかの可能性もあるんですけど…数値が大きければそうなんだけど数値が足りないらしくて。腺がんは出ているので、どっかにはいるんだけど…どこにいるかがわからない。少なくとも数千人か何万人に1人。これだけわからない人はあまりいないと」と現状を語った。

 森永氏は昨年12月27日にレギュラー出演するレギュラーコメンテーターを務めるニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)で自身がステージ4の膵臓がんと診断されたことを公表。

 息子で経済アナリスト・康平氏のYouTubeチャンネルに出演し、「実は来週、1週間入院を続けて、そこで退院する予定になっています。勝負は再来週。一応、今の段階ではラジオのスタジオに顔を出せたらいいなとは思っています」と入院することを明かしていた。月曜日のレギュラーを務める「ゴールデンラジオ」には病室からリモートで出演を続け、22日に退院していた。

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