市川猿之助容疑者を送検　カーテンで表情は見えず

原宿署を出発する市川猿之助容疑者を乗せたと見られる車両（撮影・木村　揚輔）
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　東京・目黒の自宅で父親の自殺を手助けしたとして、自殺ほう助の疑いで再逮捕された歌舞伎俳優市川猿之助（本名喜熨斗孝彦）容疑者（47）が20日午前、警視庁原宿署から東京地検に送検された。

　午前8時50分ごろ、報道陣が集まるなか、猿之助容疑者を乗せたとみられるワンボックスカーが署を出た。後部座席はカーテンで様子はうかがい知れなかった。

　猿之助容疑者、両親の一家心中が明らかになってからちょうど2カ月。再逮捕容疑は、5月17日午後～18日午前、自宅で睡眠薬を服用させ、父親で歌舞伎俳優の市川段四郎（本名喜熨斗弘之）さん（76）の自殺を手助けし、18日に死亡させた疑い。警視庁捜査1課によると「間違いありません」と容疑を認めている。