宮崎駿監督新作「千と千尋」超えスタート 宣伝なしで公開4日21億4000万円 早くも200億円射程

[ 2023年7月19日 05:00 ]

北米公開を発表したスタジオジブリの映画版公式ツイッター

 宮崎駿監督(82)の10年ぶりの長編アニメ映画「君たちはどう生きるか」が、14~17日の公開4日間で観客動員135万人、興行収入21億4000万円を記録した。宮崎監督作品では最高成績の01年「千と千尋の神隠し」(興収316億8000万円、リバイバル上映含む)の19億4000万円を上回る驚異的なスタート。初速では、04年「ハウルの動く城」(同196億円)には及ばなかったが、13年「風立ちぬ」(同120億2000万円)との対比では150%を超え、早くも興収200億円が射程に入った。

 「君たちはどう生きるか」は、戦時下を舞台に母親を亡くした少年が異世界に迷い込み成長する冒険ファンタジー。昨年12月にアオサギのキャラクターのポスターが披露されて以降は、ストーリーやキャストはもちろん、映画館での予告編やテレビCMなど一切の宣伝を行わずに封切られた。宣伝なしでも驚きの初速で、ジブリ作品の底力を見せつけた。

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