フット後藤「凄い好き」な親友から相方に…岩尾望との関係性　「親友を一人失った」理由は

「フットボールアワー」の岩尾望（左）と後藤輝基
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　お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基（48）が24日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」（水曜後11・00）にゲスト出演。相方・岩尾望（47）との関係性ついて語った。

　今年でコンビ結成24年目となるが、大阪NSCの同期で結成前はもともと大の仲良しだったという2人。後藤は「岩尾とはめちゃくちゃ仲良かったので、毎晩、一緒に居た」といい、岩尾も「（劇場で）同じ出番になった時は必ず、2人で飲みに行くでもなく、ファストフード店に行って、ドリンクバーだけでずっと朝まで語る、みたいな。お酒飲まないんですよ」と振り返った。国分太一から「凄い好きだったんですね？」と聞かれると、後藤は「凄い好き」と満面の笑みで答えた。

　後藤は「大阪で心斎橋二丁目劇場っていうのがあって、その劇場が閉館する時に僕がコンビを解散しようと思って、岩尾に言おうと思ったら、岩尾が“解散すんねん！”って」と告白。「俺も解散しようと思ってんねん。お前どうするんねん」「作家さんになろうと思ってる」「あかんあかん、ドレス（岩尾の前のコンビ）続けろ、俺が作家さんやって、何とかできるだけドレスがいけるようにバックアップするから」「いやもう解散すんねん」「え～どうしていくねん」とその後のやり取りを再現しつつ、「うっすらあったんです、“（岩尾と）コンビ組もうか”って」と振り返った。

　岩尾も「僕もちょっとありましたけど、解散しようと思った時にはこいつはコンビ組んでるから、コンビ誘うわけにもいかないから、“じゃあ、ピンでやろうか、ピンでやるのもな…でも、アイツと組めたら、でも、アイツはないしな”って」と応じると、スタジオからは「カップルじゃん、それ」のツッコミが入った。

　後藤は「（その後は）出番も一緒でもないのに、毎日のように待ち合わせして、お笑いの話をして、何時間もしゃべって、最後の10分ぐらいに“一緒にやる？”“ないか…ないよな”みたいな話をちょっとだけする。それが1カ月ぐらい続く。言えない、なかなか」となかなかコンビを組むことを言い出せなかったという。それでも「僕が満を持して電話して“コンビ組もうか”と。即答で“ええよ！”って言ってくれるのかと思ったら、“まあ、ええちゃ、ええけど”って。なんやねん！って」とツッコんだ。

　ただ、コンビとなり、2人の関係性に変化があったという。後藤は「芸人がコンビを組んだら、電話番号も知らん、住んでるところも知らん。会ってしゃべるのは板の上からやって。楽屋でもしゃべりません！みたいのが当たり前やったんです。芸人たるもの！って」と回顧。岩尾は「それがかっこいいと思ってた。特にダウンタウンさんがそうしてると聞いているから。あの人らのせいなんです」と“不満”をもらすと、後藤も「松本さん本人にも言いましたけど、松本さん、浜田さんのせいで僕は親友を一人失ったんです」と冗談で訴えた。