乃木坂　SEIGO氏のパワハラ告発　ラジオ同席した藤森慎吾、思いを投稿「行動するのが大人達の義務」

[ 2023年5月25日 11:46 ]

　お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾（40）が25日、自身のツイッターを更新。乃木坂46の早川聖来（22）がラジオで告発した演出家・SEIGO氏に関する発言について、自身の思いを記した。

　早川は21日、NHKラジオ第1「らじらー!サンデー」に出演した際、「演出家のSEIGOさんっていう人がいるんですけどね、超ドS なんですよ。結構まぁ“死ね”とか“ブス”とか“お前一人いなくてもいい”とか言われるんですけど」「みんなを心配してそうやって言ってくれてるんですけど、“今回のライブのリハで沙耶香が事故ったのは、お前らのせいだ”とか“自業自得だ”とかいろいろと言われて」などと発言していた。

　このラジオに同席していた藤森。「らじらー！の件、自分の意見です」と書き出し、長文を投稿した。

　「メンバーが健やかに笑顔でやりがいを持って活動してくれることが1番の望みです　そのために彼女達を取り巻く環境がより良いものになることも願います」

　「巻き込まれたなどとは微塵も思っていませんし、むしろ僕やおにいやあの場所を選んで発言してくれたならそれは嬉しいとも思えます」

　「何が真実で何が誤解かなど分からない状態で誰かを一方的に批判することは危険だと思います　皆さんも断片的な情報で過激に感情的になるのは控えましょう」

　「僕のところに運営になんとか意見をしてくれ！というようなコメントもありますが、僕がすることではないです。聖来ちゃんの発言を受け、具体的に行動を起こさないような運営では無いと思っているからです　というかそれが大人達の義務だと思います」

　「話し出した直後はあの発言がどういう意図だったか計りかねましたが、聖来ちゃんの目を見て、本気で何かを伝えたいのだなという意思はすぐに見てとれました　途中から真剣に聞くべき話だと認識しその後の休憩中には涙ながらに話をしてくれました　内容はここでは伏せます」

　「らじらー！はバラエティ番組なので、この件に関して今後何か発信することはないです(僕としては)」

　「今後も何があっても聖来ちゃん含めメンバーが楽しくいられるような空間づくりはし続けますし、僕が出来る最大限のサポート、保護はしていきます」

　「今週もリスナーとメンバーが笑える番組をお送りします」

　「妹祭りをもっと開催していきます」と羅列し、「どうもでーす！！」と締めくくった。

　この件を巡り、グループ公式は「SEIGO氏本人及びスタッフ、メンバーに聞き取り調査を行った結果、SEIGO氏の言動や指導において、一部行き過ぎた点があったことを確認致しました」と報告。「SEIGO氏との協議の結果、誤解を招く発言があったこと、及びSEIGO氏の意図とは異なる認識をしてしまったメンバーがいた事実等を鑑み、SEIGO氏より辞任の申し出があり、当社と致しましても7月から開催予定の真夏の全国ツアー2023より、演出家の変更を決定致しました」と発表した。

　SEIGO氏も自身の所属する会社の公式サイト上に「私はメンバーの容姿に関する不適切な発言があったことを認めます」として文書を掲載。詳細については「メンバーには、日頃から『しっかり踊れ！』『ダラダラやるな！』と厳しい指導をさせていただいたこともありました」とし「モニターに映る笑っていないメンバーに対して、『ブスな表情をするな！』と不適切な言葉で指導した事もございました」と振り返り「これによって傷ついたメンバー及びそのファンの方々、こういったお話を聞いて気分を害された全ての方々に深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪していた。