藤井聡太棋王「来期の防衛戦でよりよい将棋を」 就位式で意気込み新た

[ 2023年5月25日 05:30 ]

<第48期 棋王戦 コナミグループ杯 棋王就位式>就位状を受け取った藤井聡太棋王(撮影・大城 有生希)
Photo By スポニチ

 将棋の第48期棋王戦5番勝負で勝利した藤井聡太新棋王(20)=王将、竜王、王位、叡王、棋聖含む6冠=の就位式が24日、都内で行われた。

 姉弟子の室田伊緒・女流二段(34)から花束を贈られ、謝辞で「前期までは良い成績を残せず、今期は上を目指して戦いたいと思っていた。挑戦することができたのは自分としてもとてもうれしく思いました」と予選を勝ち抜いた喜びをまず示した。

 5番勝負で10連覇中の渡辺明名人(39)を3勝1敗で下し、棋王を初獲得。「渡辺棋王との5番勝負は全て角換わりとなりましたが、定跡を外れてからは一手ごとに非常に難しい局面が続き、自分の長所と短所がともによく出たシリーズでした」と番勝負の心境を吐露。「そのなかでタイトル獲得という結果が出せたことをうれしく思っています。来期の防衛戦でよりよい将棋が指せるよう、今後一層精進して行きたい」と締めた。

 式では同郷の将棋好きアイドル・鎌田菜月(26)がスピーチを担当した。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年5月25日のニュース