24年大河「光る君へ」紫式部の母・ちやは役に国仲涼子 念願の大河初出演「二つ返事で引き受けた」

[ 2023年2月21日 12:21 ]

2024年のNHK「光る君へ」で主人公・紫式部の母・ちやは役を演じる国仲涼子
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 女優の吉高由里子(34)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、女優の国仲涼子(43)が紫式部の母・ちやは役でレギュラー出演することが決定し21日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。国仲は大河初出演となる。

 連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。

 ちやはは紫式部(まひろ)の母。不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を、愛情深く育てる優しい女性。

 「歴史ある大河ドラマに一度は出演してみたいと強く願っていました」という国仲。「大河ドラマといえば日本を代表する歴史ある長編ドラマであり、名だたる脚本家の方々、豪華キャスト、豪華なセット、衣装は、大河ドラマならではと思っています。その時代のメイクや衣装、所作なども楽しみにしています」と、初出演に胸を躍らせた。

 今回の出演にあたり「紫式部の母親役のお話をいただき、二つ返事で引き受けさせてもらいました。特別な役作りはせず、現場での母親としての顔をしっかり出すことが出来ればと思っています」と意気込んだ。

 1000年前の華やかな京都が舞台の今作には「時代劇の撮影では、毎回自分がタイムスリップしたかと思うほどの壮大なセット、そして衣装や言葉(台詞)を楽しみにしています。今回も、京の都ならではの所作やしきたりなどを学べることをうれしく思います」とコメント。「京都といえば、寺社など歴史ある建物、美味しい食事です。風情ある街並みも歩いているだけで、五感が満たされます。食は、おばんざい、京野菜を使った料理、うなぎを楽しみにしています。この時代の食も体験できたらうれしいです」と語った。

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