小芝風花　初金髪で超やさぐれ女「一筋縄ではいかない役…怖さとワクワク」

テレビ朝日ドラマ「波よ聞いてくれ」で主演する小芝風花
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　女優の小芝風花（25）が4月期のテレビ朝日ドラマ「波よ聞いてくれ」（金曜後11・15）で主演を務める。破天荒なラジオパーソナリティーという、これまでのイメージを一新するキャラクターを演じる。「自分の中で一筋縄ではいかない役。クランクアップの時に自分がどう変わっているのか、怖さもワクワクもあります」と心境を語った。

　「月刊アフタヌーン」（講談社）で連載中で、20年にアニメ化もされた、沙村広明氏の同名人気漫画が原作。小芝が演じるのは、ひょんなことからラジオパーソナリティーとして開花していく主人公・鼓田ミナレ。やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴をさく裂させ、あげくの果てに記憶をなくす超やさぐれ女だ。

　ミナレは「死ね」「しゃらくせえ」など乱暴な言葉遣いもみられるが、小芝自身は「割と言葉遣いは厳しく育てられているので…言わないですね」。恋人にお金をだまし取られるなど、ダメンズ好きな面についても「私はダメンズは嫌ですね。優しくされたいし、お互いに自立していたい」と全てが正反対だ。

　見た目もこれまでから一転。「この役に挑むなら絶対にやりたい」と人生で初めて地毛を金髪にする気合の入れよう。カラーコンタクトや派手なメークでもキャラクター像を確立していく。

　撮影に向けて「脱皮している姿を見てもらいたい。無理矢理にでも皮をはがさないといけない」と意気込み。新生小芝風花から目が離せない。