【来週2月28日の“男女逆転”大奥】第8話 右衛門佐と涙も…綱吉が壮絶最期→再び吉宗編!没日録は?

[ 2023年2月21日 22:45 ]

ドラマ10「大奥」第8話。徳川吉宗(冨永愛・左)と加納久通(貫地谷しほり)(C)NHK
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 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥」(火曜後10・00)は28日、第8話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 第8話は「八代将軍吉宗・水野裕之進編」。時は8代・徳川吉宗(冨永愛)の時代へ。吉宗は久通(貫地谷しほり)から村瀬(石橋蓮司)の死を知らされる。それと同時に、吉宗が読んでいた「没日録」の続きが紛失。吉宗は村瀬の死と「没日録」の紛失に何か関係があるかもしれないと怪しむ。その一方、吉宗は苦しむ民のため「上米の制」や「目安箱」など様々な政策を打ち出し、いよいよ「赤面疱瘡」の解決へ動き出していく…という展開。

 「五代将軍綱吉・右衛門佐編」は第7話(2月21日)で完結。5代・徳川綱吉(仲里依紗)と大奥総取締・右衛門佐(山本耕史)が、ついに結ばれた。右衛門佐は「上様、私は子を成すためのしとねしか知りませぬ。何の目的もなく、女性とこうしておるのは、生まれてより初めてにございます」――。2人は抱擁し、涙した。

 綱吉は世継ぎづくりのプレッシャーから解放され、甲府から徳川綱豊を養子に迎えることを決定。しかし、頭が痛むと寝込んだ右衛門佐が、そのまま旅立ってしまう。

 そして、側用人・柳沢吉保(倉科カナ)もまた、綱吉に恋をしていた。「私のどこに、どこに欲得がございましたでしょうか」――。愛憎のあまり、寝床の綱吉を窒息死させた。

 原作は「西洋骨董洋菓子店」「きのう何食べた?」などの漫画家・よしながふみ氏が、隔月刊誌「MELODY」(白泉社)に2004年8月号から21年2月号まで連載した同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描き、センセーションを巻き起こした。全19巻は累計600万部(紙・電子)を誇る。

 過去計3度、ドラマ化や映画化されたが、今回は家光編から物語のラスト・大政奉還まで初めて映像化。脚本は連続テレビ小説「ごちそうさん」、大河ドラマ「おんな城主 直虎」、TBS「JIN―仁―」「義母と娘のブルース」「天国と地獄~サイコな2人~」などの森下佳子氏。主題歌はシンガー・ソングライター、幾田りらが新曲「蒲公英」(たんぽぽ)を書き下ろした。

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2023年2月21日のニュース