24年大河「光る君へ」道長の母・時姫役に三石琴乃 初大河に歓喜「ずっと時代劇に憧れていました」

[ 2023年2月21日 12:51 ]

2024年のNHK「光る君へ」で藤原道長の母・時姫役を演じる三石琴乃
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 女優の吉高由里子(34)が主演し、主人公・紫式部役を演じる来年2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」に、声優の三石琴乃(55)が藤原道長の母・時姫役でレギュラー出演することが決定し21日、同局のドラマ公式ツイッターで発表された。三石は大河初出演。

 連続テレビ小説「ふたりっ子」「オードリー」や「セカンドバージン」などで知られる大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。平安中期、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を生み出した紫式部の人生を描く。大石氏は06年「功名が辻」以来18年ぶり2作目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来16年ぶり2作目の大河出演にして初主演となる。

 時姫は道長の母。兼家の嫡妻。出世街道を突き進む夫を支えつつ、とりわけ三兄弟の行く末を思い、見守っている。

 演じる役柄について三石は「夫の藤原兼家の家柄は裕福、そして多くの子宝にも恵まれた時姫。優雅に生活できるなんて羨ましいなぁと思いましたが、一夫多妻制の平安時代!夫は、クセ強めのプレイボーイ、加えて自分の立身出世のためには我が子をも利用する超野心家。当時の女性としては勝ち組に思われる時姫ですが、心中は穏やかではなかったはず。野心家の夫を立てつつ、子供達を愛する母で臨みたいと思います」とコメント。

 今回の出演にあたり「オファーをいただいたときは歓喜しました。和装が大好きなのでずっと時代劇に憧れていました。ほんとにうれしいです」と喜びを語り「なんといっても皆さんの衣装が楽しみです。時代劇に憧れていましたが、メジャーな江戸時代ではなく、雅な平安時代だなんてうれしいサプライズです。歴史教科書で目にしたあの華やかな世界が大河ドラマで甦るのを今から楽しみにしています!」と心を弾ませた。

 舞台となる古都京都には「数年前に、太秦撮影所に行きました。かなり待ち時間があったので、一人でフラッと嵐電に乗って車折神社や嵐山を散策したことがあります。そこ此処に神聖な気がある土地だと感じました。今度はもっとゆっくり、1000年前の人々に想いを馳せてあちこち歩きたいです」と話した。

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