濱田岳　高校中退を決断した理由「素敵なご縁を大事にしたほうがいいかなと」　9歳での意外なスカウト秘話

濱田岳

　俳優の濱田岳（34）が20日放送のフジテレビ「ノンストップ！」（月～金曜前9・50）がゲスト出演。高校中退の決断をした理由を明かした。

　1997年、9歳の時にスカウトされ、芸能界デビュー。10歳でドラマデビュー。スカウトは東京ドームでの野球観戦がきっかけだったといい、「ペナントレースの消化試合を見に行ってたんです。小学生の僕でも、観客全員数えられるぐらいしか観客いなかったんですけど、その時の帰り道に会社の方から封筒渡されて“これをご両親と読んでください！”って。そしたらそういう芸能事務所の（方だった）。（野球を見てた）だけで（スカウトされた）」と明かした。

　さらに、「会社で所属するのもレッスンもタダですって書いてあって。“タダでテレビとか出られたらラッキーだな”って、そんな気持ちで“お願いします！”って。そんなに自分からやりたい！やりたい！って始めたことではないですね」と苦笑した。

　その後、TBS「3年B組金八先生」など高い演技力で注目されることに。忙しくする中、高校の時に高校中退という決断をしたという。この決断も「この仕事で全力だ！」という強い思いというよりは「勉強はいつでもできるか！っていうのが正直な気持ち。（忙しくなったことで）学業とお仕事と、2つに1つになってしまって。なので学校辞めるか、仕事を取るかって悩んでた時に“まあ、勉強はいつでもできるか”っていうことで（中退した）」と告白。「ずっと不思議なご縁が続いてありがたかったので、同じ役って2度と来ないというか。何年後かには同じ役は来ないので、いろいろといただける素敵なご縁を大事にしたほうがいいかなと思って。勉強はいつでもできると思って学校辞めたっていう」とした。

　両親も「自分で決めなさい」と背中を押してくれたといい、「運試しの感覚がすごく強くて」と話した。