「オテンキ」のり　11年続いたパーソナリティー卒業「僕みたいな人間でも絆ができた」

文化放送で取材に応じたお笑いコンビ「オテンキ」のり
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　3月いっぱいで文化放送「レコメン！」（月～木曜後10・00）の月～水曜パーソナリティーを卒業するお笑いコンビ「オテンキ」のり（43）が21日、東京・浜松町の同局で取材に応じ、「感謝しかない。僕みたいな人間でも絆ができた。素敵な思い出しかない」と笑顔を見せた。

　2012年4月から11年にわたって続けて来た番組に「最初の頃は怒られっぱなしだった。3時間の生放送の後、3時間の反省会があった。怒ってもらったのは財産だが、途中からスタッフが怒るのをあきらめ始めた」と述懐。

　番組でやり残したことに関しては「昨日（20日）、横山由依ちゃん（元AKB48）が来てくれたので終わった。あとはオマケみたいなもの。ヌード写真集を出さなかったのは心残り…。それはウソで、やりたいことは全部やった」と満足げ。

　3月12日には同局内で番組のリスナーミーティングを開催する予定で「レコメンは低予算のプロなので、お金をかけずに盛り上げたい。何をやるかは1週間前から考え始める」と話した。

　4月改編ではフリーアナウンサーの吉田照美（72）との新番組「てるのりのワルノリ」（詳細は後日発表）がスタート。同局の上層部から「照美さんにトドメを刺してくれ」と言われプレッシャーを感じているそうで「照美さんを看取る番組にしたいので、みなさんも看取るつもりで聞いてほしい。こっちが看取られる可能性もあるけれど…」と冗談まじりに話した。

　同局の斉藤清人社長はこの日の定例会見で、のりに「次のステージで新しい魅力を発信してほしい」とエールを送った。