古舘伊知郎 爆問・太田光の母の葬儀でまさかの大役に「いたたまれなかった」 太田は感謝

[ 2023年1月7日 19:35 ]

古舘伊知郎アナウンサー
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 フリーアナウンサー古舘伊知郎(68)が、7日放送のBS日テレ「古舘伊知郎のいまさら昭和 愛すべき愛しき日々」(後7・00)にMCとして出演し、お笑いコンビ「爆笑問題」太田光(57)の母の葬儀での出来事を語った。

 ゲストに爆笑問題を迎え、昭和の懐かしい思い出を語る番組。古舘が「太田さんと私っていうのは意外な接点がある」と明かすと、太田も「うちの母親が亡くなった時に古舘さんがわざわざ葬儀に来てくださって、親族でも何でもないのに、なぜかうちの母親のひつぎを持っていた」と応じた。

 太田の母の死去に際し、古舘は葬儀に出席したという。「ちゃんと弔問をしてお焼香をして帰るだけですよ。さあ終わった。帰ろうかという時に、(親族に)止められた。“これから出棺で、ひつぎをみんなで持つ”と」。古舘は自分のことを「太田家の誰かと間違えている」と理解したという。

 葬儀に出たとはいえ、太田の母とは親族や友人ほどの深い関係ではない古舘。「さすがにもがいたんですよ。意味がないし、申し訳ないから」と、ひつぎを持つという大役にはふさわしくないと感じた様子だった。

 ひつぎから離れようとしたところ、また別の人から、出棺に参加するよう促されたという。それは、相方・田中裕二の妻でタレントの山口もえだった。古舘は「(ひつぎから離れて)行こうとしたら、山口もえさんがどうぞって。もえさんも勘違されて」と明かした。

 古舘は、その時の山口の気遣いを推測した。「(古舘が)もがいているんで、“まあまあ、何かの事由であなたはここにいるんでしょう?私は知らなかったけど、そこまでつながっているんでしょう?だから、仕切っている方の言うことを聞きなさい”と、たしなめられたんですよ。山口もえさんが気を遣ってくれて。“まあまあ”みたいなこと言って。それでぱあっとそのまま行って」。結局、古舘はひつぎを持つことになり、「あれはいたたまれなかった」と申し訳なさそうに話した。

 そんな古舘の思いとは対照的に、太田は「でも、うれしかったですよ」と、古舘に感謝を口にした。さらに「最後、死ぬ間際に“古舘さんに会いたい”って死んでいきました」とボケたが、田中から「そんなうそはダメでしょ!」とツッコミを受けていた。

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2023年1月7日のニュース