長嶋一茂 部分動員令発令のプーチン大統領に「この戦争でプーチンは死なない。自分が死なないで…」

[ 2022年9月23日 13:48 ]

長嶋一茂
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 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(56)が23日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアのプーチン大統領が21日に、ウクライナでの軍事作戦の劣勢挽回を図る部分動員令を出したことを受け、侵攻や動員令に抗議するデモがロシア各地で行われたことに言及した。

 予備役の招集は既に開始されている。プーチン氏は反戦機運の高まりを懸念して総動員は避け、30万人規模の予備役を対象とする部分動員令としたが、市民は「無益な戦争」(予備役の男性)に動員される恐怖を口にし、国外脱出の片道航空券が売り切れる事態も起きている。

 一茂は「民衆の反戦の声が強くなってきているんでしょうね。やっぱり日本国内でのデモと、ロシア国内のデモは全然違う。即逮捕だったりするわけですから、しかも命を賭してやらなきゃいけないような部分もある」と指摘。そして、「ベースとしては情報統制を敷くわけじゃないですか。自分たちの戦争は正義なんだということをプーチン側が言う。にもかからわず、こうやって反戦活動に参加する民衆がたくさんいるっていうのは僕は凄くいいことだと思うんだけども、自分たちの命も守ってもらいたいなというようなところもあります」と自身の率直な思いを話した。

 そのうえで「この戦争は、ロシアの発表だと兵隊さんが5937人亡くなったということですけども、この数が実数かどうかは分からないですが、それとウクライナ側の兵士の方、一般の市民の方たちを入れるととんでもない数の死者数になる」と言い、「今回の戦争って、そうは言ってもプーチンは死なないわけですよね、終結してもね。自分が死なないで、この戦争がいつ終わるか分かりませんけれど、どういう気持ちなんだろうってあらためて考えてもらいたいですよね。自分の帝国主義思想みたいなことを掲げて、両国に対して、ロシア側もウクライナ側もこれだけの多くの犠牲を強いられているってことが、これは何度も言ってるけど、正義とは言えないわけで、もういい加減にしてもらいたいっていう気持ちです」と話した。

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2022年9月23日のニュース