葵揚 夢の大スターへ“舞いあがれ!” 朝ドラでヒロイン支える「いつか世界で自分を表現したい」

[ 2022年9月23日 05:30 ]

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する葵揚
Photo By スポニチ

 身長1メートル84で丸刈りが印象的な俳優、葵揚(あおい・よう、26)が、10月3日スタートのNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜前8・00)に出演する。俳優デビューから3年で朝ドラに抜てきされた。「うれしくて、舞い上がっちゃいました!」と喜んでいる。

 福原遥(24)が演じる主人公・岩倉舞が空に憧れパイロットを目指す物語。葵が演じるのは、舞の父(高橋克典)が経営するねじ工場の若手従業員役。初回から出演する、ヒロインを支える重要な役どころだ。

 ドラマ序盤では、遊びたい盛りのやんちゃなキャラクター。「底抜けに明るくて、そこは自分と通じるものもある」と共通点を見いだした。「あくびをしながら登場するシーンでは、自分が大学時代に朝まで遊んで、眠くなりながら授業を受けたことなどを思い出して演じていました」と明かした。

 モデルとして芸能界入りしたが、徐々に演技のオーディションにも参加するようになった。初のドラマ現場は2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」。「当時は右も左も分からず気がつけば撮影が終わっていた」と振り返る。

 さっぱりと刈り上げた頭髪に、スラリと伸びた長い手足が独特の存在感を放つ。「大河の時は不安感が多かったが、さまざまな作品に挑戦する中で、役や人の感情を理解する心を学べるようになってきた」と手応えをのぞかせる。トレードマークの髪形も「役が狭まるのは良くないけれど、名前を覚えてもらえるまではこれがいいかな」とはにかんだ。

 グローバルな活躍を夢見ており、そのために英語や中国語を勉強中。「いつか世界で自分を表現してみたい」。朝ドラ出演を大きなバネにして、夢いっぱいの大空へと羽ばたいていく。

 ◇葵 揚(あおい・よう)1995年(平7)12月25日生まれ、大阪府出身の26歳。立大在学中からモデルなどで活躍。19年ごろから俳優業にも挑戦。同年に映画「HiGH&LOW THE WORST」や日本テレビ連続ドラマ「ブラック校則」にレギュラー出演。公開中の映画「ヘルドッグス」にも出演。特技は新体操、水泳、バレエ。1メートル84。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月23日のニュース